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山谷(さんや)とは、東京都台東区北東部にあった地名。現在の清川・日本堤・東浅草付近を指した〔山谷 大辞林〕。一時遊郭が置かれたことから、吉原遊郭を指す場合もあった〔。安宿が多かったことから労働者が集まるようになり、東京都台東区・荒川区にある寄せ場(日雇い労働者の滞在する場所、俗に言うドヤ街)の通称(旧地名)として使われる様になった。交通の便がよく、格安ホテルがあることから、2000年以降は、バックパッカーの宿泊地としても人気を集めている。 後述のとおり、荒川区にも関係するもので、本項目は「山谷 (東京都)」というが、東京都には、他にも「山谷」という旧地名が多くあり、それについては、山谷を参照。 == 概要 == 奥州街道・日光街道に沿った地域であり、江戸時代から木賃宿〔食事を提供しない素泊まり専門の旅館。〕が集まる場所であった。現在も簡易宿泊所の施設が多く、日雇い労働者が集まっていた地域である。 1966年以前は地名として台東区浅草山谷1~4丁目が存在したが、住居表示の実施により、「山谷」という地名はなくなった。現在は、台東区清川・日本堤・橋場と荒川区南千住にまたがる地域である。 泪橋(台東区・荒川区境)はかつて江戸の境界で、近くに小塚原刑場や遊女の投込み寺(浄閑寺)があった。また、山谷地域西南部の近隣には、ソープランド街である吉原がある〔1966年の住居表示の実施により、正式地名としての吉原は消滅。現在は台東区千束の一部である。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山谷 (東京都)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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